Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

情と非情と


今日は岐阜に出張でした。移動中のレンタカー、FMラジオでは中日優勝の話題でもちきりでした。そういえば岐阜も中日圏内なのね、と一緒にいた巨人ファンのSさんと苦笑いでした。
案の定、メディアでは山井の降板論争が起こっています。
これはもう監督の哲学の問題であると思う。「情の采配」と「非情の采配」があるとすれば今回はどちらなのか?山井に対しては非情の采配かも知れないが、シーズンずっと押さえで頑張ってきた岩瀬にとては情の采配になるのかも知れない。52年間なかった日本一を本拠地で確実にしたいならば岩瀬投入が妥当かな。
でもすっきりしないのはなぜだろうか・・・
長嶋さんなんかは巨人ファンの向こうに野球ファンを意識した采配やコメントが多かった。だからアンチ巨人でも長嶋さんは好きって人、僕もそうやけど多かったはず。監督としては完璧じゃないけど、どこか憎めない人間臭さがあった。落合は中日ファンにはヒーローになったが野球ファンには失望を買ったわけだが、中日監督・落合には当然のことなのかも知れないね。

誰かが言ってた、「勝てば、それでいいのか?」Yes、No。どちらも正解だ。現場のトップにとってはそんな単純なことではないかも知れない。
でも、プロフェッショナルには勝利とドラマ、両方を期待したいな。