Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

北海道の橋


前回(http://d.hatena.ne.jp/ysdk1/20071214)に引き続き北海道(石狩川、桂沢湖、シューパロ湖)に架かる橋のご紹介です。


新登別大橋:アーチ橋:橋長240m


メップ川橋:トラス橋:橋長555m


白鳥大橋:吊橋:中央スパン720m:関東以東では最大の吊橋


石狩河口橋斜張橋:全長1413mは北海道の河川にかかる橋としては最長


新石狩大橋:バランスドランガー橋:ランガー部橋長140m


石狩大橋:トラス橋:トラス部橋長327m


美原大橋斜張橋斜張橋部橋長648m


たっぷ大橋斜張橋斜張橋部橋長506m


月形大橋:曲弦ワーレントラス橋:トラス部橋長331m


美浦大橋:鋼床版橋:工事中:写真の桁とは対岸側に架かる取付道路の原寸の一部を当社で実施します。


桂沢橋:トラスドランガー橋


桂竜橋:トラス橋


桂沢大橋:アーチ橋


上桂橋:トラス橋:すでに廃墟と化してます


三弦橋:三弦トラス:382m:世界的にも珍しい三角形断面:シューパロダム完成により水没する運命にあるそうです。石川県にあるあやとり橋も三弦トラスになります。


幣舞橋(ぬさまいばし):鋼床版箱桁橋:124m:欄干に立つ像が印象的な釧路川に架かる北海道の三大名橋のひとつです。


お客さんからも聞いた話ですが、寒冷地の北海道ではアーチ橋でバスケットハンドル型*1は採用されにくいそうです。氷柱が落ちて通行車両や通行者にあたる可能性が高くなるからです。この7月に発注予定の美浦大橋のメイン橋もアーチ橋ですが、平行弦のようです。

いや〜、いろんな橋がありますね。
 

*1:アーチクラウン部(アーチの最高点)で2本のアーチ部材の間隔を絞り込んだ形式を、その形状をバスケットの取っ手に例えてバスケットハンドル型ニールセンローゼ橋と呼ぶ