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東京スカイツリー

 東武鉄道は6月10日、東京都墨田区で2012年に開業予定の地上デジタル放送用タワーの名称が、投票の結果「東京スカイツリー」に決まったと発表した。
 名称は昨年公募。集まった中から「東京EDOタワー」「東京スカイツリー」「みらいタワー」「ゆめみやぐら」「ライジングイーストタワー」「ライジングタワー」──の6つに絞り込み、4月から一般の投票を受け付けていた。
 その結果、最多得票の「東京スカイツリー」に決まった。
 新タワーは7月に着工予定。高さ610メートルで、関東一円に地上デジタル放送の電波を送出する。総事業費は約500億円。(2008.6.10 ITmedia


高さ610mで電波塔としては世界一の高さになる新・東京タワーの名称が決まりました。350mと450mの高さに展望台をおくこの超高層タワー、パイプ形状の鉄骨を組み上げる構造で、足元は平面的に三角形の形をしていて上空に伸びるにしたがって円形になっていきます。格好いいデザインですね。鋼材4万トンを使うのですが、鉄鉱石などの資源高は頭の痛いところです。来年の夏には200mの高さまで伸びているそうで、2011年に完成予定です。

「ALWAYS・三丁目の夕日」は昭和30年代に当時建設中の東京タワーが印象的な映画でした。物がない時代に皆が憧れた、「より遠く、より高く、より速く」。オリンピックのスローガンじゃないですが、豊かさの象徴でした。東京タワー完成から50年が経った今、この「東京スカイツリー」の建設はどのように映るのでしょうか。東京タワー建設時に比べれば関心も低いかも知れませんが、ぜひぜひ成功してほしいです。