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王監督勇退

 プロ野球・ソフトバンクの王貞治監督(68)が23日、健康面の不安などを理由に、今季限りでの勇退を発表した。現役時代は歴代最高の通算868本塁打を記録、引退後は巨人、ダイエー−ソフトバンクの監督を計19年務め、一昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本を初代世界王者に導いた「世界の王」が、通算44年間のユニホーム生活に別れを告げることになった。長嶋茂雄・元巨人監督に続き、戦後のプロ野球で一世を風靡(ふうび)した「ON」コンビが完全にグラウンドから姿を消す。(毎日jp)


ついにこの日がやってきてしまった。ひろく球界でも王監督を悪く言う人がまったくいないと言われるくらい人徳の人。世界のホームラン王。紳士中の紳士の人。最近はTVから見えるやせ細った身体が心配でしたが、相当悪かったのでしょう。

通算本塁打868本は二度と破られないと思うし、13年連続を含む15度の本塁打王、8年連続を含む13度の打点王など今となってはあり得ないような数々の記録を残しています。引退した年に30本ものホームランを打っているのに「自分のバッティングができなくなった」と言って引退しちゃうんですから、ちょっと次元の違う選手だったんですね。

巨人監督のあと、電撃的だったパリーグ、それも全国的には人気球団とは言えないダイエー監督就任。そこから数えて14年間、いまのパリーグの繁栄に多大なる貢献をしたことは間違いないでしょう。

50年間、おつかれさまでした。

ファンサービスに熱心で大スターでありながらサインを断ったことがない。(中略)当時チームメイトの土井正三は「王さんがサインする時間を休みや、練習に充てていたら、ホームラン1000本は打っていたと思うよ。でも真面目な人だから、ファンからサインを頼まれると、断れないみたいだ」と語るほど、王は膨大な数のサインをしていたといわれる。(wikipedia