Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

明石海峡大橋


言うに及ばす世界一の吊橋、明石海峡大橋、愛称はたしか「パールブリッジ」。でも明石海峡大橋がしっくりきます。
僕が橋梁の業界に入ったとき、最初の仕事が明石海峡大橋の設計図面のお手伝いでした。なので思い入れも深い橋です。工事中にP1主塔の頂上に昇らせてもらったことは一緒運思い出ですね。海上300mの壮大な景色はスゴイよ〜。たしか日本の構造物の中で人が昇ることができる一番高い位置だったかと思います。東京タワーは高さ333mあるけど、人が昇れるのは特別展望台の250mまでですもんね。
建設中にあの阪神淡路大震災がありました。地盤が動いた影響で橋台や主塔が移動してしまい橋の長さが当初より1mも伸びてしまったんですね。3990mが3991mに。まだケーブルを架けた段階で補剛桁は架かっていない状態でした。大急ぎで修正図面を手伝った記憶があります。


明石海峡大橋(兵庫県):吊橋、全長3991m、中央径間1991m(世界一)






<追記>
見学の写真が出てキターーーー!右下の日付を見ると1995年10月28日となってますね。Yasu22歳です。フィルム写真をデジカメに写してアップしてみます!