Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

余部鉄橋


先日の社員旅行の観光で見に行った余部鉄橋(あまるべてっきょう)のご紹介です。


余部鉄橋(兵庫県香住町):橋長311m、高さ41.5mでトレッスル橋の形式では日本最大の橋です。やぐら状に組んだ高い橋脚が等間隔で並び、さながら Sky Railway(空中線路)と言った感じがします。







最後の写真は会社の人が撮ったもんです。現地滞在時間が15分程度だったのでゆっくり見れなかったのが残念ですが。
現在、老朽化や安全性の問題からコンクリート橋に架け替えが行われています。今回が見納めになりそうですが、最後の最後に間近で見ることができて良かったです。

余部鉄橋のご案内 

JR山陰本線鎧駅餘部駅の間にかかる高さ41.5m、長さ310.7mの鉄橋で、トレッスル式と呼ばれる鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚が特徴で、この種の鉄橋では日本一の規模を誇ります。
 明治42年(1909年)に着工し、2年半の歳月と約33万円(現在地に現橋梁と同じものを建設する場合の工事費用概算:42億円)の建設費、延べ25万人の労力をかけ、明治45年(1912年)に完成しました。

余部鉄橋を思う会 

明治45年の開通から93年の長きにわたり 風雪に耐え私たちの足となって支えてくれました。
しかしながら、強風による輸送効率の悪さと老朽化による維持・管理に多額の費用がかかるため架け替えが決定しました。
余部鉄橋は取り壊される予定です。壊したら元に戻せない・・・悲しいことです。
JRも自治体も勘違いしていないでしょうか?この架け替えで誰が歓び、誰が悲しむのでしょう。


いろんな思いが交錯しているようですね。新しくできる橋も人々に愛される存在になってほしいです!