Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

ハンサムスーツ


この映画、面白そうです。DVD出たら見てみよう。

定食屋を経営する大木琢郎は、料理上手で心優しい性格だが、デブで不細工な容姿から、女性にモテないどころか付き合った事すらない男性。想いを寄せる、アルバイトの星野寛子にも、思い切って告白したが、あっさりフラれてしまった。そんなある日、紳士服店を訪れた琢郎は店長・白木の勧めで、着るだけでハンサムになれるスーツ『ハンサムスーツ』を手に入れる。それを着ると、琢郎は見事なまでにハンサムな男性に変身。これを着て街を歩けば、女性にはモテモテ、モデルにスカウトされて瞬く間に大人気と、幸せな人生を手に入れた様に思えたが……。(wikipedia
http://handsome-suits.com/about.html


ところで、ブサイクとハンサム、どっちが幸せか? ちょっと考えてみましょうか。って、考えるまでもありません。ハンサムのほうが幸せに決まってます。

ブサイクは女の子にもてるために努力します。面白い人になろうと努力します。キザなことを言ってキャーキャー言わせるのはハンサムに任せているから、ブサイクは面白いことを言ってギャーギャー笑わせる人になりたいんです。

たとえば合コン。ハンサムがすました顔でオチもない話をだらだらして女の子が退屈しているのを見ると、ブサイクは心の中で拍手喝采を送ります。一方のブサイクは女の子を適度に笑わしているものの、かわいい女の子と話させてもらえるのはハンサムの半分くらいの時間です。でも、ハンサムvsブサイク。お互いの主戦場でしっかり戦えていると言えます。

しかしいつの時代にも分を弁えない奴がいてるんです。大昔から決まっている不可侵条約を破るハンサム。そう、ハンサムなのに面白い奴。鬼に金棒な奴。ブサイクの本分であるお笑い領域を荒らしまくって爆笑をとり尚且つ体を張ることを辞さないハンサム。ブサイクが唯一勝ち戦に持ち込める戦場までを荒らしまくるハンサム。もう法治国家ではあり得ないことが、まれに起きるんです。

そんな紳士協定を法律にしないといけないほど、無法な国に成り下がってしまったのでしょうか。別にYasuはハンサムでかつ面白い奴を取り締まれと言ってるわけではありませんのよ。小泉元首相が掲げた規制緩和による自由競争主義。しかし、守られるものがあっての自由なのです。この辺りは藤原正彦著「国家の品格」を読まれたし。

日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。


求む、ハンサムの品格。 ブサイクに愛を。


って、なんのこっちゃ、抹茶に紅茶!!(笑)