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社会貢献

 三陸自動車道唐桑道路の新唐桑トンネルの掘削工事を担当する奥村組新唐桑トンネル事務所が、トンネルを1m掘るごとに発展途上国などにワクチン2本を寄付するというユニークな活動を進めている。2007年6月に着工して以来、2008年10月末までに3144本のワクチンを寄付した。

 取り組みを推進したのは新唐桑トンネル事務所の岩崎光所長だ。新唐桑トンネルを受注する以前に、NPO法人の「『世界の子どもにワクチンを』日本委員会」(JCV)のテレビコマーシャルで、プロ野球球団福岡ソフトバンクホークス和田毅投手が試合で1球投げるごとに10本のワクチンを寄付する姿を見たのがきっかけだという。「現場所長に決まったときに、現場でも社会貢献ができないかと思った。トンネルを掘る喜びがそのまま社会貢献につながる工夫として、掘るごとにワクチンを寄付する方法を思いついた」(岩崎所長)。 
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20081105/527688/


個人の社会貢献意欲と仕事の出来高をリンクさせるこういった取り組みは、ホント素晴らしいと思います。「幸せのお裾分け」的活動、心に余裕がないと中々出来ないですよ。この事務所所長は仕事もできる人だと思いますね。

ソフトバンク和田投手の「投球数×ワクチン2本寄付」ほかに、阪神の赤星選手も「盗塁数×車椅子寄付」、楽天の岩隈投手も「勝利数×10万円寄付」など、自身の活躍に比例した社会貢献活動に取り組んでいます。


「個人の幸せが他の人の幸せにちょっとだけ貢献する」。身の丈にあった貢献のしかた、いろいろありそうですね。