- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 文庫
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物忘れのひどくなってきた老人が、嫁から預かった金を紛失。だがこのことで、老人は同居している彼女の気持ちに触れる―表題作。市役所管理の駐車場で人が転落死した。事件は役所内の人事に思いもよらぬ影響を与えた―「プレイヤー」。日常に起きた事件をきっかけに浮かびあがる、人間の弱さや温もり、保身や欲望。誰しも身に覚えのある心情を巧みに描きだした5編。2008年度日本推理作家協会賞受賞作家のデビュー作、待望の文庫化。
短編は電車の中で読むにはちょうどよい。この本もそう。感想はと言うと、ミステリーにしてはストーリーが弱いし、家族の再生物語にしては人物描写が弱いような。