Yasublog

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[TV]映画「HERO」


1/3 21:00 フジテレビ 映画「HERO」

東京地検・城西支部に6年ぶりに戻った検事の久利生公平。そんな彼が担当することになったのは容疑者が罪を認めた傷害致死事件の裁判。ところが初公判で容疑者はあっさりと無罪を主張。容疑者の弁護士で刑事事件無罪獲得数日本一の敏腕弁護士・蒲生一臣に、次第に久利生も追い詰められていく。が、やがて久利生は、この事件が大物代議士・花岡練三郎の贈収賄事件に関連していると知り…。(amazon)


話の最後の最後で火事の現場にいた800人以上の写メールを調べて犯人たる証拠を突き止めたんです。一件落着。まぁなんたる執念か。根気のいる作業です。こういう仕事は。映画の中の話で実際はどうか分からないけどね。あらゆる可能性を潰して徹底的に調べる。正義(=公益)のために見つかるかどうかは別にしてやり切ることに意味があるのかな。
ところで民間会社の感覚ではどうなんでしょうか。プライオリティーとか言って仕事には優先順位があって、利害関係もあって、しがらみとかもあって、器用にこなせる人が重宝されそうです。ある一つのことを徹底的にこだわって突き詰めるようなタイプの人はどちらかというと煙たがられ敬遠されがちです。能力があっても不器用な人はね。それぞれの組織や立場で求められる事(=能力)が違うって当然なんやろうけど。久利生公平のように大きなものにも怯まず立ち向かうキャラに共感というか、憧れの眼差しで見てしまうのでしょうね。

検事(=検察官)とは、
法律に違反した犯罪や事件を、警察と協力して捜査し、もしくは自ら被疑者を取り調べ、被疑者の起訴、不起訴の判断を下す。起訴をした場合には公判の場で証拠を立証して被告側の弁護士と論争を行い、実刑判決が決定した場合の刑の執行を指揮する。司法試験に合格して法曹資格を取得するか、3年以上特定の大学で法律学の教授もしくは助教授の職にあったものが検察官になることができ、現在約2300人の検察官がいる(2002年7月)。日本で被疑者を起訴できるのは検察官だけであり、公益の代表者としての立場から幅広い権限を持ち、日本の刑事司法の中核的な役割をはたしている。しかしその仕事の厳しさなどから、司法試験合格者のうち検察官になるのは1割程度と少ない。今後更なる増加が見込まれるハイテク技術を用いた犯罪や、外国人による犯罪に対する厳格な対処要請の高まりも重なり、検察官の増強は重要な課題である。
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