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[稲盛和夫] 生き方


生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと

二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、成功に導いた当代随一の経営者である著者が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした。夢をどう描き、どう実現していくか?人間としてもっとも大切なこととは何か? これからの時代、企業と国家はどうあるべきか?
――日常生活での心がけ、倫理・道徳から、果ては文明論・宇宙論まで、人生の意義を問う、著者渾身の一冊。暗雲たれこめる混沌の時代、企業人の立場を超え、すべての人に贈る「究極の人生論」、堂々の刊行!


おとなが読む人生の教科書のような本と思いますね。職場などで人間関係に悩んでいるひと、いつも貧乏くじを引いていると思うひと、何か見えない壁に行き詰まっているひと、読んでみるといいと思います。野球でいうとノムさんの本に近いかな。ノムさんは野球の技術云々よりも人として社会人としてどうあるべきか説いた著書が多いですから。「心がけ」、「少しの心がけ」から始めたいです。

  • 人格=性格(先天性)+哲学(後天性)。哲学とは「人間として正しいかどうか」
  • 人生はこころに描いたとおりになる
  • 人生・仕事の結果=考え方(-100〜100)×情熱(0〜100)×能力(0〜100)
  • 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
  • 原理原則はシンプル=真理の布は一本の糸によって織られている
  • 人の上に立つ者の要素は、一に人格、二に勇気、三に能力、である
  • 人生をダメにする要素=怒り、欲望、愚痴の三毒
  • 他を利する行い
  • 足るを知る
  • 因果応報の法則(善因は善果を生み、悪因は悪果を生む)

心を磨く「六つの精進」

    1. だれにも負けない努力
    2. 謙虚にして驕らず
    3. 反省の日々
    4. 感謝する
    5. 善行・他利行を積む
    6. 感性的な悩みをしない


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