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[武田邦彦] 偽善エコロジー


偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)

いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」…かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。


環境、エコ。聞かない日はないこの頃ですが、実は間違った情報でほとんどのエコ活動と呼ばれるものはウソであると具体的な数字を並べて示している。地球温暖化対策には意味の無いことが実に多いと。情報に流されるだけでなく、地球環境にとって何が本当に大事なのか本質を考えて行動したい。憎むべきはウソの「リサイクル」で儲けている一部の団体であって、世界的にも有名な言葉となった「もったいない(MOTTAINAI)」精神は大事にしていきたいところだ。