Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

今日の教訓


とある出張中のできごと。
昼ごはんのあとスタバでコーヒー飲んで一服しながら、業界のあるべき姿や日本の未来について熱くアツく語っている先輩は、すごく尊敬します。
しかし、何かが視界に飛び込んできた・・・

鼻毛ではないか、そう、鼻毛出てる、1本見事に出てる・・・(ーー;) 


先輩の鼻毛を見てしまっった、鼻毛を無視して話を聞き続けられるほど無我の境地にはほど遠いYasuの視線は、先輩の目と鼻毛をいったりきたりしてしまう。ただの毛ではないか、鼻毛も髪の毛も同じ毛じゃないか、と自分に言い聞かせてもダメ。話も頭に入ってこない。
もし鼻毛に意思があるとすれば、俺を笑わそうとしてわざと目の前に現れたのか、こいつ。

こんなとき、そう振舞えばいいのか、試される。
「先輩、定食の小鉢のヒジキが付いてますよ」。もしヒジキだと思って鼻毛を取って口に入れられたりしたら、ちょっとやばい。俺が先輩に鼻毛をヒジキと偽って食べさせたことになる。ある意味、食の偽装だ。「いや〜、Yasuにいっぱい食わされたなぁ」どころの話ではない。それに昼はカレーだった。
「あっち向いてホイをやりましょうか?」と顔を左右に激しく振ってもらう。その回転運動に鼻毛も根を上げて落下する魂胆だが。その程度で取れる代物でもないことは自分がよく分かっているではないか。それに大のおとながスタバであっち向いてホイは無邪気すぎる。


そこで今日の教訓。

「チャック開いてますよ」とは言えても、「鼻毛でてますよ」は言えない。

しかし打ち合せの帰りにはみごと鼻毛は姿を消していた。さすがにお客さんには遠慮したのか、空気は読める鼻毛であった。

(ほとんどフィクションです)