Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

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『巨人軍は非情か』にもあった、ちょっと感動した話。

今をときめくG坂本は伊丹出身。高3で選抜甲子園に出場したとき、母親はがんで余命3ヶ月と宣告されていた。巨人に入団した年の5月、姫路球場での2軍戦に、闘病のさなか病院から車椅子で球場に駆けつけた母親。その母親の目の前で坂本は第1打席初球にホームランを放った。厳しいプロの世界でやっていけるのか心配してた母親はその一発を見届けて1ヶ月後、天国へ旅立った。。。

昨日の『母の日』にも決勝HR打った坂本は何か持ってるなぁ。

 本塁打は5月だけで5本。打率.383は同僚の2位ラミレスに6分の大差をつけてリーグトップに立つ。それだけでなく、チームの決勝点をたたき出すこと6度。ここぞという場面でファンの期待に応えるスターの資質を持ち合わせている。

 特別な日だった。試合後は「母の日? 今、知りましたよ」とはぐらかしたが、母への思いを胸の奥にしまっていた。
 もう、カーネーションもホームランボールも渡せない。代わりに、ヒーローはお立ち台から笑顔で叫んだ。「ありがとうございます」−。立派な大人に成長した20歳への「サカモト」コールは、30分たっても止まなかった。
天国の母に届け!巨人・坂本が逆転弾