Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

千本松大橋


千本松大橋(大阪府):中央部は鋼床版箱桁、ループ部はRC箱桁橋:中央部375m、直径75mのループ部合わせて全長1245mあります。面白いのは温度変化による移動方向の考え方です。通常はおおよそ桁方向が伸縮方向となるのですが、千本松大橋はループ橋なので橋軸直角方向を移動方向としています。円の中心を基点に直径が伸縮する、つまり夏は大きく冬は小さくなる直径って感じです。
写真を見てもわかるようにループを終えてメイン橋梁に伸びる桁は1周前の自分自身を飛び越えて行きます。お前はどうなんだ?過去の自分を超えているのか?と言われているような気がしなくもない(汗)。