Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

巨大作業船現る


いま巷でウサワの巨大構造物と作業船をお台場の有明まで見学しに行ってきました。
翌日の浜出しの準備で日本を代表する超大型起重機船3隻が横に並んで作業をしているところです。向かって左から武蔵、第50吉田号、海翔。この競演は東京港臨海大橋のプロジェクトで見納めかも知れませんよ。個人的には武蔵は初めてお目に掛かりました。ジブ形状がそれぞれ箱型、パイプ型、トラス型と違う種類が揃いましたね。
吊り上げられるトラスの大きさは、長さ232m、幅24m、高さ35m、6000トンあります。相対してこの起重機船の大きさがわかりますね。
新幹線が品川駅に入る直前に車窓からこの起重機船が見えたんですから相当デカいです。国際展示場からタクシーでフェリー乗り場近くまで行って写真を撮ったんですけど、運転手さんもびっくりして、「最初ね、こんな岸壁よりに橋を造ってそうするんだろうと・・・」と疑問に思っていたようです。地組して海上輸送することをご存知なかったんですね。まぁ、普通の人はそうです。大まかな建設工程を説明してあげると「そういうことでしたか・・・。いや〜それにしてもすごいねぇ」と納得されて記念にと携帯で写真撮ってました。「じゃぁお客さんは役所の方とかですか?」と聞かれたので、「いえ、名乗るほどの者じゃありませんよ」と料金を払ってタクシーを降りたんですね。「お客さん、お釣りは〜」。振り返ることなく現場見学に耽るYasuだったのでした。(一部フィクションあり・笑)








でもね、結局台風11号に続いて台風12号の影響でせっかく吊り上げ準備万端だったのに再延期となりました。
『東京港臨海大橋(仮称)』のトラス桁架設の再延期について