Yasublog

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東京港臨海大橋なう


東京港臨海大橋しばらく振りでしたが、ケンプラッツに最新の記事が載っていました。そろそろ上路トラスの張出し施工が行われます。地組トラスと同様に継ぎ手が現場溶接なので現場作業は大変でしょうね。
1週間ほど前に施工会社の人と話す機会がありました。直接の工事担当の方ではなかったのですが、「3度の延期による台船やクレーンの延長料金はどうなったんですか?」と気になってたことを聞くと、「当初から9月いっぱいの契約だったみたいですよ」と教えて頂きました。下の記事にも同様のことが書かれています。9月28日に若洲側の架設が終了したので最後は契約期間ギリギリだったんですね。施工会社も発注者も冷や冷やしたことでしょう。
でもここだけの話、浜出し延期のお陰で、遅れていた付属設備を無事設置することができて助かったとか、裏話も聞けました。←聞き流して下さい(笑)。


巨大トラス桁をFC船3隻で架設、東京港臨海大橋(ケンプラッツ2009/10/28)

10月15日 450t吊りクレーンがおもちゃのよう

 これからできる橋の側径間には、9月15日と28日に海上一括架設したトラス桁の上に、さらに上部トラスを現地で架設する。
 使用する部材は、施工現場の直下まで台船で運搬した後、クレーンで吊り上げる計画だ。そのために10月15日、中央防波堤側に架設したトラス桁の上に450t吊りのクローラークレーンを搬入した。



有明ヤードから、450t吊りのクローラークレーンを1400t吊りのFC船で吊り上げた。官用船「江戸」から撮影(写真:大村 拓也)



FC船があまりに大きく、大型クローラークレーンがおもちゃのように見える。官用船「江戸」から撮影(写真:大村 拓也)



台船を使用せず、FC船で吊り上げたまま、海上輸送した。官用船「江戸」から撮影(写真:大村 拓也)



中央防波堤側のトラス桁にクローラークレーンを載せる。今後、トラス部材の吊り上げや架設に使用する。官用船「江戸」から撮影(写真:大村 拓也)