Yasublog

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赤星選手おつかれさま


北海道出張中に飛び込んできた衝撃のニュース。なんでこの時期に?球団からの引退勧告?持病を気にして全力でプレーできないことのジレンマが引退を決意させたのかも知れない。「死と隣合わせ」なんて言葉があるけど、ファンのための全力プレーがそれと背中合わせなんて辛すぎる。赤星の胸中を察すると切ないのひとこと。

 阪神赤星憲広外野手(33)が、無念の現役引退を発表した。9日、兵庫・西宮市内のホテルで会見を開いて、ユニホームを脱ぐことを表明した。9月12日横浜戦で負傷した「中心性脊髄(せきずい)損傷」からの回復が難しく、100%のプレーができないと判断。球団の勧告を受け入れて、9年間のプロ野球人生に幕を閉じた。盗塁王5度を誇る球界最高峰のスピードスターが、電撃的にグラウンドを去ることになった。
赤星33歳引退 脊髄損傷で死の恐怖と闘い - 野球ニュース : nikkansports.com



赤星。レッドスター。そもそも名前が格好良い。小さな身体で塁間を走り回る。小さな身体でプロを目指す野球少年のヒーローでした。2000年の入団会見で「新庄さんの穴は僕が埋めます!」と豪語。2003年9月15日のサヨナラ打。優勝ビールかけのときのレーザーラモンの衣装。思い出は尽きないけど。

 赤星のことを「勇気のある選手だ」と認識したのは、盗塁について話していたときだった。「足にスランプはありますか?」という問いに対して、彼は即答する。

「そりゃあ、ありますよ。僕のようなタイプは、調子が悪くても出塁して得点に結びつける走塁が求められます。盗塁も積極的にするわけですけど、例えばその試合で2回、失敗したとしますよね。そうすると、次に出塁したときに『次もアウトになったらどうしよう』と不安になる。そう思った時点でスランプですよね。じゃあ、盗塁に何が必要か? 『勇気』。これだけです」
 スランプとは弱さ。

 弱さを認めなければ強さを求めることはできない。

 根底に、「内角球を逃げず、三遊間にゴロを打て。出塁率を上げろ」という「野村の教え」がある。だから出塁率を高めるために'05年には打撃フォーム改造にまで着手した。
Errors

しばらくゆっくり休んでから、また野球界のために尽力してほしいです。
9年間おつかれさまでした^ー^