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本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

橋梁が好きなひとへ


就活中の学生さんもそうでない学生さんも。橋梁のお仕事とかどうですか?

橋梁の仕事は地味かも知れませんが社会生活を縁の下で支える重要なお仕事です。使い古された言葉ですが、「地図に残る仕事」。かっこういいと思いませんか。空気と一緒で当たり前過ぎて普段は有難がられないですが、なくてはならない社会インフラを担うお仕事です。その仕事範囲は主に建設コンサルタントが担当するルート計画、意匠設計、構造設計。橋梁メーカーが担当する工場製作、運搬、現場架設。竣工後の点検、補修など川下から川上まで多岐にわたります。それぞれが専門分野であり、その道のスペシャリストになるもよし、ゼネラリストを目指すもよし。橋梁を鑑賞するプロになるもよし。

でもはっきり言って儲かりません。儲かるどころか自分で造った橋を見に行くために出費がかさんだりします。個人差はありますが(笑)。

儲からないのになぜ働くのか?人の足だけでは行き来できないところに橋を架ける仕事。架けるとどうなるか?そこで人々が生活するようになり、街ができます。人々の生活にかっこういい橋が溶け込みます。

「便利になったね」。そのひと言のために頑張って橋を架ける人、ひと呼んで「橋人」。「はしんちゅ」と呼びます。呼んであげて下さい。そして呼ばれてみましょうよ。そこのあなたも。

鋼橋はその構造美も相まって地域のランドマークとなっているものがたくさんあります。みなさんの過去を思い出してください。高校時代に部活で全国大会目指してランニングした道に、志望校の不合格を知って家への帰り道に、大好きな人への告白を彩った夜景に。人生の大事な瞬間に橋が身近にあったりませんでしたか?

この国にどんな橋梁があるの?ほんの一部ですが地域別にまとめてみました。どうぞご覧くだされ。

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