Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

記憶


先日とある業界関係者向けの講習会に参加し、午後からは現場見学会で神戸にある震災資料保管庫を見てきました。
あの震災から15年が経ちました。至る所での火事、家屋の倒壊、高速道路の横倒し、阪急電車の脱線、伊丹駅の倒壊などなど、悲惨な光景は忘れられません。しかし人間の記憶は時間とともに薄れて行くのも事実。被災した橋梁の実物を保存して後生に伝えていくことはとても大事なことだと思います。所詮人間の力は自然のそれに比べれば儚いくらい小さなもの。自然を相手に仕事をする土木技術者は常に謙虚に技術と自然に向き合う必要があると思いました。



 阪神大震災で橋脚が倒壊するなどの大きな被害を受けた阪神高速を管理する阪神高速道路(本社・大阪市中央区)が、壊れた橋脚などを展示している「震災資料保管庫」(神戸市東灘区)を見やすいようリニューアル、18日からオープンした。
 同施設は平成11年に、被災経験を風化させず語り継ぐために開設された。同社が保管していた震災で損傷した構造物34点を展示しており、震災防災学習の小学生や国内外の行政関係者、技術者など、毎年約600人が見学に訪れている。
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