- 作者: 倉下忠憲
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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iPhoneユーザーを中心に、仕事に役立つツールの1つとして注目を浴びているソフトウェアが「Evernote」です。 「知のデータベース」ともいうべきEvernoteとiPhoneを、自分自身の「補助脳」として使いこなすことができれば、忘れられていたり捨てられていた情報から、「有用な情報」「アイディア」「人脈」などをたぐり寄せることが可能になります。
出張が多いので資料の整理・共有を、評判のいいクラウドサービス『Evernote』を利用して行ってみようかと思い読んでみました。Evernoteを説明するのには『ノートブック』、『ノート』、『タグ』を押さえておく必要があります。身近にあるノート1冊単位が『ノートブック』でそのノートブックを構成するのは1枚1枚の『ノート』ページであり、ノートの見出しに付箋を貼って分類するのが『タグ』にあたります。あとは検索機能が便利そうだし、蓄積されていく資料はデータベースにも匹敵するすばらしい仕組みだと思います。
リアルでは引き出しの奥に入った資料はおそらく二度と見ることがないけれど、Evernoteに保存された情報から検索すれば、会社からでも外出先からでも検索に引っかかって思わぬ有用性をもたらすかも知れません。一種のロングテール現象と言えますね。使いこなせれば手放せないものになりそうです。
扱えるファイルは、無料版はPDF、JPEG、音声データのみで、有料版になるとエクセルやワードなどの各種ファイル形式に対応できるそう。(むむっ、1年45ドルか・・・笑)