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東環状大橋


東環状大橋(徳島県):ケーブル・イグレット桁橋:全長1291m、最大支間長260m。希少種が生息する干潟が残っているため橋脚を設置しない大スパンを採用すること、また鳥類の飛行を妨げないように主塔の高さをできるだけ低くしかつケーブルの本数を減らこと、この条件を解決するために採用した世界で初めての構造で、ケーブル・イグレット橋と名付けられました。橋脚と主桁は剛結構造になっていて、支間中央ブロックの架設時にセットバックができないため、閉合前に出来形実測して部材を切断し、また温度変化も利用して最終ブロックを閉合したそうです。現時点で桁は全長繋がっており、側道部のデッキと、橋面工事が残っています。平成24年春の開通を目指して絶賛工事中です。