Yasublog

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米長永世棋聖敗れる


現役を退いているとはいえプロ棋士の米長邦雄永世棋聖を、将棋ソフトが破ったというニュース。

1秒間に1800万手を読むというボンクラーズ。6台のコンピュータを用いてCPUを効率よく並列処理して高速計算を実現したそうです。情報処理技術の進歩は喜ぶべきところですが、そもそも一人の棋士に対して6台のパソコンを使うのは公平なのか?1秒間に1800万手を読むというけど、そのほとんどはCPUのパワーを生かした力技であって、プロ棋士のような直感的に最善手を読む美しさにはほど遠いでしょう。人間は体調の変化や長時間指すことで疲れを感じるけれど、パソコンはそんなのないし。ボンクラーズという相手を小馬鹿にしたようなソフトの名称もYasuは気に入らないので、ここは羽生名人に登場いただいてこらしめてやりましょう(笑)。


 日本将棋連盟会長の米長邦雄永世棋聖(68)が14日、東京・千駄ケ谷将棋会館でコンピューター将棋ソフト「ボンクラーズ」と対局する「第1回将棋電王戦」が行われ、後手の米長永世棋聖が113手で敗れた。引退して8年、タイトル獲得通算19期の歴代5位を誇る永世棋聖だが、終局直後は右手をほほに当て、唇をかみしめるしかなかった。
米長氏、将棋ソフト「ボンクラーズ」に敗北