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[東川篤哉] 謎解きはディナーのあとで2

謎解きはディナーのあとで 2

謎解きはディナーのあとで 2

令嬢刑事麗子と風祭警部の前に立ちはだかる事件の数々。執事の影山は、どんな推理で真相に迫るのか。そして、「影山は麗子に毒舌をいつ吐くの?」「二人の仲は、ひょっとして進展するのでは?」「風祭警部は、活躍できるのか?」など、読みどころ満載な上に、ラストにはとんでもない展開が待っていた!?―。


後輩君から借りた本。昨年の本屋大賞受賞作品の続編。連ドラでもやってた。主役は大金持ちの令嬢で新米刑事の宝生麗子、宝生家で執事をしている影山、麗子の職場(国立署)の上司でこちらも風祭警部。この3人が軽妙なやり取りが面白くて、なぜか執事の影山が迷宮入りしそうな難解事件を推理して解決に導く。独立した短篇集になっているので気軽にミステリーを楽しみたいひとにはお勧め。東川篤哉氏はウィキペによると「推理小説家、ユーモアミステリー作家として活躍」とある。そんな分野があったのか(笑)。