4月21日、しまなみ海道の代表的橋梁の多々羅大橋塔頂体験ツアーに行ってきました。募集定員に対して4倍の応募があったそうで、今回運良く当選することができました。
まずは、多々羅大橋の諸元をチェックしましょう。
平成11年完成の橋長1480m、3径間連続複合箱桁斜張橋。中央支間長890mは建設当時は世界最大でした。現在は第5位。主塔の高さは海面から226mあります。H型の主塔のデザインは特長的で、似た橋としては長崎の女神大橋があります。平成10年田中賞受賞。
これから昇るのは矢印のところ、海上226mあたりです。超高層ビルの55階に相当する高さです。わくわく。
では、集合場所の道の駅多々羅しまなみ公園から歩いて3P主塔の足元を目指します。
ケーブルの表面は黒いつぶつぶが見えます。これは風による共振を防ぐための工夫だそうです。
主塔の真下までやってきました。見上げると・・・、ちょう高ーーーーい!
3P到着。もちろん普段は開いていない大きなマンホールから主塔の中に入りますよ。
エレベータに乗り込みます。主塔は斜めに立っているので乗り心地を考慮して底板が自動で斜め(上昇方向に直角)になるようにできていました。
停電時の非常用でしょか、飲料など備蓄クーラが設置されていました。
さて、エレベータの最上階に到着。階段を上ること、頂板のマンホールをくぐって、
さらに階段を上ると、いよいよ頂に到着です。
<つづく>