Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

ポテチ


伊坂作品の映画版はだいたい観てますが、今週末に『ポテチ』を観ました。予想以上に良かったです。パラレルワールド的に親子の絆を描いた非常に切ない物語なのですが、原作以上に切なく仕上がっていてラストシーンは涙ものです。オススメ。


【ストーリー】同じ生年月日でありながら、対照的な人生を歩む2人の青年―原作は、伊坂13冊目の中短編集『フィッシュストーリー』(新潮文庫刊)のなかの中編『ポテチ』。仙台の街で生まれ育った2人の青年の奇妙な運命を独特の切り口で描いた感動の人間ドラマです。プロ野球のスター選手・尾崎と、空き巣を生業とする凡人・今村、別々の人生を歩んでいるかのように思えた2人は、目に見えない強い力で引き寄せられていった・・・。そんな運命に翻弄される主人公を通して、家族や恋人、友人、大切な人を想うあたたかな気持ち、運命に負けない強い心を独特のユーモアで描いていきます。

[伊坂幸太郎] フィッシュストーリー - Yasublog