あの不幸な事故から1年です。もう二度と起こらないように対策が急がれます。
山梨県大月市の中央自動車道・笹子(ささご)トンネルで9人が死亡した天井板崩落事故を受け、建設会社や高速・鉄道各社、研究者らでつくる土木学会は、コンクリートにボルトを接着剤などで留める工法による重量物のつり下げを原則禁止する方針を固めた。年度内にも業界として初めてつくる同工法の統一指針に盛り込む。建物や空調の分野では地震時の落下災害を念頭に既に規制がかけられており、事故を受けてようやくトンネルなどを造る土木業界でも対策が取られることになった。
<笹子トンネル事故>重量物「つり下げ」禁止へ 土木学会
この記事を見てある工場に貼ってあった「危険予知6項目」を思い出しました。物作りの工場は危険がいっぱいです。どんなに技術が発達したとしても自然の摂理というか、物理的な基本原理はしっかり押さえておくことが大事ですね。
危険予知6項目
- 立っているものは 倒れる
- 吊っているものは 落下する
- 高い所にある物は 落ちる
- 丸い物は 転がる
- 動いている物には 挟まれる
- 回転している物には 巻き込まれる