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Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

オリンピックの魔物

スポーツ


「魔物」は甲子園名物だと思ってましたがオリンピックにも潜んでいるのですね。今朝のテレビでハードラーの為末さんが、魔物の正体は「期待」だと言ってました。期待が魔物に変身して選手にのしかかってくるのだと。いつからか選手がオリンピックを「楽しむ」という言葉を口にするようになったのは、楽しむヤツに魔物は振り向かないからなのかな、と思ったり。


モーグル上村愛子さん惜しかったですね~。過去のオリンピックで7位、6位、5位、4位。「なんでこんな一段一段なんだろう」前回大会後のコメントが印象的でした。神様が準備した階段に従えば今回こそはメダル獲得かと思ったら皮肉なことに足踏み。たぶん最後のオリンピックなのに・・・。でも本人のコメントに救われました。

1段ずつ階段を上がり、今度こそメダルをつかんだかと思われた上村のラスト五輪は初めての足踏みだった。「滑り終わった瞬間には泣いていました」と、目を潤ませたが、それは充実感。「もうちょっと頑張れば越えられたんじゃないかという壁が今回はない。攻めきれる滑りがちゃんとできた」。悲嘆にくれたバンクーバーとは違う、完全燃焼のうれし涙がまた湧いた。

上村「達成感マックス」 攻めきり4位 後悔なし


本番で自分の力を出し切れたことに対する充実感さえ感じられるコメントを聞いて、メダルどうのこうのよりもアスリートが本能的にもっている「本番で力を出し切る」ことへの執念というか境地というか、気高さを感じました。

「負けたくない気持ち、今までの応援にこたえたい気持ちだった」。ノルディックスキー・ジャンプの男子ラージヒルで2位に入った葛西紀明選手(41)は、7大会連続出場の五輪で初めての個人戦のメダルに晴れ晴れとした笑顔を見せた。「金メダルを取ってレジェンド(伝説)と呼ばれたいと思ったが、目標がまたできた」と今後への意欲も示した。

葛西、「金でレジェンドと呼ばれたい」 なお意欲


ジャンプの葛西紀明さん、7回目のオリンピックで初めての個人メダル獲得おめでとうございます。ラージヒルで26位、14位、不出場、41位、12位、5位。所属クラブ2度の廃部と練習環境の確保もままならなかった過去、魔物を乗り越えての銀メダルは素晴らしいの一言ですね。アップダウンの先に到達した高みは瞬間風速でははるかに届かない到達点だと思いました。


挫折や怖さを乗り越えて晴れ舞台で自分の力を出し切った二人に心から敬意を表したいです。