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[東野圭吾] 真夏の方程式


真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。


事故なのか?それとも殺人なのか?民宿近くの海岸で発見された遺体について捜査は進むが。一方で宿主の出身地東京に事件の真相を感じた湯川。真実が明らかになるところはさすが鳥肌ものだが、動機の弱さが「容疑者Xの献身」との差かなと思った。ミステリー小説としては充分楽しめる。