25日に技術士第一次試験の合格者が発表されました。最近の合格者数と合わせて表にまとめてみると・・・。この5年間で受験者数の半減は何を物語ってるのだろうか(汗・・・)
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成16年度 | 28,325 | 13,679 | 48.3% |
平成17年度 | 22,605 | 4,535 | 20.1% |
平成18年度 | 19,531 | 3,804 | 19.5% |
平成19年度 | 16,580 | 8,440 | 50.9% |
平成20年度 | 13,308 | 2,747 | 20.6% |
平成19年度は試験要領が変わったので一気に合格率が上がってます。今年はまた20%に落ちていますね。引き締めにかかったんかな?Yasuが合格したのは平成16年度なので合格率からすると結構ラッキーでしたね。ってことは一次合格後5年になるんやねぇ。そろそろ二次試験を受かって、技術士補の「補」を取らないと賞味期限切れになりそう。いつまでも補欠やと・・・。自分の能力からすると技術士補限界説もあるのやけど。
技術士は五大国家資格(弁護士、公認会計士、弁理士、医師、技術士)のひとつとされ、科学技術部門における国内最高峰の資格です。よって技術知識だけでなく高い技術者倫理も問われます。Yasuの会社で僕よりかなり優秀な人もこの倫理問題で一次試験を不合格になった人を何人か知っています(笑)。
技術士は、公衆の安全、健康および福利の最優先を念頭に置き、その使命、社会的地位、および職責を自覚し、日頃から専門技術の研鑽に励み、つねに中立・公正を心掛け、選ばれた専門技術者としての自負を持ち、本要綱の実践に努め行動する。
技術士倫理要綱
うわ〜、見れば見るほど受かりっこない感じです。生半可じゃダメですね。
この技術士資格をもっていると国や地方公共団体から発注される建設コンサルタント業務を受注し、業務を遂行することができます。またほとんどの入札参加要件にこの技術士の資格保有が求められるので、会社も資格取得を推進しています。
最近、より実務者向けに「土木設計技士」の試験制度がスタートするようです。技術士をコンサルティングエンジニアとしたら、土木設計技士はテクニカルエンジニアの位置づけとしています。建設コンサルタンツ協同組合