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祝ノーベル賞受賞!


 山中伸弥iPS細胞研究所長、ノーベル生理学・医学賞受賞おめでとうございます!日本の底力ですね!

 私たちの生活はノーベル賞級の基礎研究成果を下地として成り立っています。そこからスペック、ルールが決められてそれに従って仕事をして日々の生活を営んでいます。新しい材料や薬が誕生したらスペック、ルールが変わり、これまでの不可能だったことが可能となり、救えなかった命が救えるようになります。「ジェノサイド」に出てきた台詞を思い出します。

 エレベーターで階上に向かいながら、研人は大学入学後の最初のガイダンスを思い出した。新入生たちを迎えた学部長が、胸を張って訓辞をしていた。「君たちが医者になったとしても、生涯で救える患者の数は、せいぜい万のオーダーにしかならない。しかし薬学の研究者になって新薬を開発すれば、百万人以上を救える」


 基礎研究が評価される間は日本もまだまだ大丈夫だと思いました!

 記者会見で山中教授は、研究に協力してきた患者に対しての思いを聞かれ、「臨床医は、常に患者の顔が見えるが、私は基礎研究の研究者になって、病気の名前は見えるが、その病気で苦しんでいる患者の顔は見えなくなった。iPSの技術は、患者の細胞をもらって研究をするという仕事なので、基礎研究でありながら、患者の顔を浮かべることができる。進行していく病気の時間との戦いを強く感じるし、私たちの一日と患者にとっての一日の違いを心して、研究している。あす、薬を作ることはできないが、多くの研究者が日々挑戦しているので、希望を持っていただきたいと思う」と述べました。
“iPS研究 患者思い浮かべながらできる” NHKニュース

 【パリ=竹内康雄】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、生物のあらゆる細胞に成長できるiPS細胞を初めて作製した京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長(50)と、ジョン・ガードン英ケンブリッジ大名誉教授(79)の2人に贈ると発表した。

 授賞理由について、カロリンスカ研究所は声明で「細胞や器官の進化に関する我々の理解に革命を起こした」と説明した。

 山中教授は、206年に世界で初めてマウスの皮膚細胞からiPS細胞を作った。iPS細胞は受精卵のように体のどんな部分にも再び育つ。皮膚などにいったん変化した細胞が、生まれた頃に逆戻りするという発見は常識を覆した。細胞の時計の針を巻き戻せることを示した研究は世界を驚かせた。

 時計の針を戻す現象は「初期化(リプログラミング)」と呼ばれ、ノーベル賞級の発見と評価されてきた。

山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製 :日本経済新聞