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[堀江貴文] 拝金


拝金

拝金

「藤田優作、君はどのくらいの金持ちになりたい?」「そうだな、金で買えないものはない、そう言えるくらいかな」「わかった。それでいこう」年収200万円のフリーター・優作はなぞのオッサン・堀井健史と握手を交わした。そこから彼の運命は大きく変わる。携帯ゲーム事業を成功させ、さらにあらゆる金融技術を駆使。瞬く間に会社は売上500億円の大手IT企業に変貌する。人はそれを「ヒルズの奇跡」と呼び、優作は一躍時代の寵児に。快進撃はさらに続くかに思われた―オッサンの無謀なミッションが下るまでは。金とは、勝者とは、絆とは?感動の青春経済小説。


ホリエモンの自叙伝(だと思う)。どこまでがリアルでどこからフィクションなのか分からないけどなんとなくリアルな話なんだと思う。プロの物書きに比べるとどうかと思うけど十分面白い小説でした。天才ホリエモンなら作中に出てくる携帯ゲームを実世界で出してくるんじゃなかろうか。それにしても40歳前にして半生を1冊の小説にできるのは相当すごい人生なんだろうな。ところで「拝金」を辞書で引くと「金銭を最高のものとして、極度に尊重すること」。美辞麗句が似合わないホリエモンらしいタイトルです(笑)。