Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

野球の底力


プロ野球が2週間遅れで開幕しました。震災直後、「野球をしていていいんだろうか」と言った選手もいましたが、開幕戦翌日の報道ステーションのスポーツコーナーを見て確信しました。野球には底力があるのだと。


4月8日、楽天選手が被災地を訪問しました。仙台に住む母娘がKスタで行われる予定だった“幻の開幕戦チケット”を持っていき、そのチケットに嶋選手のサインをもらって「一生の宝です」と喜んでいました。
その放送を見た視聴者が12日の千葉マリンスタジアムの試合に母娘を招待したいと申し出があり、二人は感激して高速バスで球場にやってきました。試合前に嶋選手の計らいでグランドから練習を見学していた二人に嶋選手が駆け寄って「勝つか負けるかわからないけど、あきらめないことだけはできる」と力強い言葉をかけました。
で、結果はご存じのとおり、その嶋選手が決勝の3ランを放って楽天が勝利をおさめました。母娘は言いました。「震災のことは忘れていた」「今日の試合を見て、いつまでも怖がってたらダメなので、もっと強くなろうと思った」。いやいや、この話に感動せずにいられますか。


パ・リーグ、ロッテ4−6楽天、1回戦、楽天1勝、12日、QVC)東北へ贈る開幕戦勝利!! 東日本大震災の影響で公式戦の開幕が延期されたプロ野球は12日、当初の予定より18日遅れで開幕。東京電力管内での4月のナイター自粛によりデーゲームで行われたロッテ−楽天(QVCマリン)は、楽天が6−4で逆転勝ちした。同点の七回に選手会長の嶋基宏捕手(26)が左越えに勝ち越し3ラン。星野仙一新監督(64)は、阪神監督時代の2003年以来、8年ぶりの勝利となった。ページが見つかりません - SANSPO.COM