家族を思う心が、橋をかけることもある。 長崎市の中心部からうねうねと坂を上がり、港を見晴らす場所に、名のない橋がある。長さ9メートルのコンクリート橋は、できて5年と歴史も浅い。 橋は、坂の町に生きた馬方、古賀朝男が、足を弱くした妻チエコ(82)に…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。