新しいもの好きでどちらかというと人付き合いが苦手な京大出身のベンチャー社長が自分の殻に気づいてその殻を破るまでの10年間を語った講演会を、Uストで見た。
Ustream.tv: 「超交流会2011/5/29」はてな創業10年目の想い (近藤淳也)
はてな創業10年目の想い by @jkondo #sn2011s1 #sn2011 - Togetter
今までに経験したことのない壁が目の前に立ちはだかったときに、ひとは「自分の殻を破る」必要性に迫られる。いつの間にか身につけた「殻」。善悪でいう悪の殻ならば破るのはそう難しくない。どちらかというと正しいと信じて身につけてきた自分の殻を破らなければ前に進めないという自己矛盾。目に見えない殻を破る作業に、1+1のような単純解は存在しない。「千円札は拾うな」の著者安田氏が「似合う服は着るな」と言ってたのがこのことなんだろう。努力しているのに結果が出ないと嘆く前に、まずは自分の殻を脱ぐことから始めなければ、正しい努力と言えないのだろう。
以下は視聴メモ。
マネジメント=個人や数人のグループではできないことをやる技術/経営を学ぶ=読書/経営=計数管理ではサービスは育たない/人との接し方。殻を破る。人との話し方/知識と実践。右脳と左脳。両方大事。人との接し方は知識では意味がない。実践あるのみ/自分はその会社で何がしたい?/今後はウェブブラウザー上のサービスになっていく/うまくいかないのは社長のせい。うまくいくのは社員のせい。あきらめずにやり続ける。正しい努力を続ける/