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九段下の駅をおりて


九段下の駅をおりて坂道を、人の流れ追い越してゆけば~♪ 千鳥ヶ淵 月の水面振り向けば~♪(by 爆風スランプ


先週土曜日、人生初の九段下。駅を降りて桜満開の千鳥ヶ淵を散歩しました。ほんとうは神宮球場観戦記になる予定でしたが、投壊・草野球な試合結果にも怒りを押えて建設的な記事にまとめる大人の技能を有していない身のため、球場に行くまえに立ち寄った九段下近辺の写真記事になってしまいました。










セ・リーグ、ヤクルト12-11阪神、2回戦、ヤクルト2勝、5日、神宮)どないなっとるんじゃ!! 11点取っても勝てない無残な投壊劇に神宮球場が怒号に包まれた。マートンが7打点を挙げる大爆発で逆転したが、勝ちパターンの安藤、福原までもが崩れ、ヤクルトに連敗し、借金2。サンドバッグ状態の和田豊監督(51)は「3つ負けるわけにいかない」と前を向いたが、打つ手無しの状況だ。
怒号とメガホンが飛ぶスタンド前を和田監督は肩をいからせながらクラブハウスへと戻った。モニターに映される屈辱の試合経過を確認した後、報道陣と向き合った。目はうつろ。呆然自失にも思えた。会見はわずか1分20秒。今季最短の応答で自ら打ち切った。

 「中継ぎ? きょうだけじゃなく、ここのところずっとやからね」

 一回にマートンの2ランなどで3点先取も投手陣が崩壊。今季ワーストの19安打を許し、同ワーストタイの12失点を喫した。先発・秋山が2回6失点で試合を壊したことも頭が痛いが、勝ちパターンの安藤&福原も崩れた。

 安藤はマートンの2本目の2ランなどで3点リードになった五回から登板するも1回2/3を6安打3失点。福原は10-10の八回を託されたが1回3安打2失点で今季初黒星となった。

 チーム防御率が12球団トップ(3・07)だった昨季の面影はない。開幕から8試合で4度目の2けた失点はプロ野球史上初という不名誉なもの。今季のチーム総失点は「58」は球団ワーストタイ記録だ。チーム防御率は7・41とさらに悪化した。2けた得点での敗北は2006年8月18日のヤクルト戦(神宮)以来、2787日ぶりの赤っ恥。観客席からは指揮官に対して「10点とって勝たれへんなら、やめてまえっ」「マートンに謝れ、和田!」などと痛烈なヤジが飛んだ。
 開幕から中継ぎとして期待した鶴や二神はもう1軍にいない。2軍からの突き上げもない。あげくの果てに今季初めて勝利の方程式までも陥落した。薄氷を踏む氷すらない。ツギハギする材料すら手元にない苦境だ。

 これではいくら野手陣が奮起しても勝てない。

 中西投手コーチは秋山に対して「話にならん。準備期間何しとったんや。次? いかせられるか!?」と2軍降格を示唆した。和田監督は「どんな試合でも1敗は1敗。(対戦カードが)ひと回りして落ち着くまではいろんなことが起こるけど、3つ負けるわけにいかない。何とかとって帰ります」とムスッとした顔で報道陣の間を割り、バスへと向かった。

 新守護神・呉昇桓はまだ2試合投げただけ。そこまでバトンを渡せない。昨年最下位のヤクルトに連敗で借金2。厳しすぎる現実だ。

虎党ブチ切れ!11得点も投壊12失点…指揮官に「やめてまえっ」 (1/3ページ) - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)


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