ちょっとしたトラブルがあって関東のお客さんところに呼び出されて行ってきました。成果品のミスとその対応に対してお叱りを受けました。こちらの言い分もゼロではないのですが、それは胸に閉まって先方の言い分を一通り聞いて感じたことは、結局のところコミュニケーション能力だなって思いました。
先方の担当者も技術屋なのでしゃべりが達者かというとそうではなく、職人にありがちな、「それぐらいわかるやろ」と、感覚的で多くを語らないタイプの人です。その場合、うちの担当者が、相手が何を言わんとしているかを聞き出す（引き出す）能力、コミュニケーションの力が試されます。
仕事ができる・できないももちろん大事ですが、お客さんが一緒に仕事をしていて楽しいと感じてもらえる人は、コミュニケーション能力の高い人が多いです。
残念ながら、この業界に限らず仕事ができる（技術力が高い）こととコミュニケーション能力が高いことは両立しにくいですね。
最終結果の成果物を買ってもらうのではなく、業務開始から納品までの打ち合わせなどのプロセス自体にもお金を払ってもらっているんだよ、という意識が大事かも知れません。
怒られながらも次の仕事を発注してくれたので、期待に応えないと。がんばりましょう。
