Yasublog

本、土木・橋梁、野球、お笑い、などについて書いてます。

人生で大切なことは伊坂幸太郎作品が教えてくれる

ネットでときどき見かける「様式美」のようなタイトルですみません(笑)

Yasuも大好きな作家さん『伊坂幸太郎』作品の読書記事を振り返ってみると、登場人物が吐くセリフに素敵のが多くて、Yasu自身の人生の指針になっている(少なからず影響を受けた)のが結構あるんです。登場人物のセリフの豊かさは伊坂ファンの知るところですが、勇気をくれる言葉、格言めいた言葉、多種多彩あります。

せっかくなので、まとめてみました!

フェアであること。それは兜が、息子に対して言う台詞でもあった。正しいことをやれ、であるとか、努力を怠るな、であるとか、失敗を恐れるな、であるとか、そういった立派なことを要求する気にはなれない。唯一、兜が伝えられるのは、「できるだけフェアでいろ」という、そのことだけだった。誰かを非難する時にもら誰かを擁護する時にも、フェアでありたい、と思いなさい、と。(AX)

「『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きてる意味がないだろ」(チルドレン)

「過去のことばっかり見てると、意味ないですよ。車だって、ずっとバックミラー見てたら、危ないじゃないですか。事故りますよ。進行方向をしっかり見て、運転しないと。来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいいですよ」(残り全部バケーション)

「臆病は伝染する。そして、勇気も伝染する」(PK)

「人を信じてみるというのは、人生の有意義なイベントの一つだ」(フィッシュストーリー)

「誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、時には自分が人生のプロであるかのような知った顔をした奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュアで、新人だ」(ラッシュライフ

「今、目の前で泣いている人を救えない人間がね、明日、世界を救えるわけがないんですよ」(砂漠)

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」(砂漠)

「人生はきっと誰かにバトンを渡すためにあるんだ。今日の私の一日が、別の人の次の一日に繋がる」(ラッシュライフ

「優しいって字はさ、人偏に『憂い』って書くだろう。あれは『人の憂いが分かる』って意味なんだよ。きっと。それが優しいってことなんだ」(ラッシュライフ

「逃げろよ。無様な姿を晒してもいいから、とにかく逃げて、生きろ。人間生きてなんぼだ」(ゴールデンスランバー

「名乗らない、正義の味方のおまえたち、本当に雅春が犯人だと信じているのなら、賭けてみろ。金じゃねえぞ、何か自分の人生にとって大事なものを賭けろ」(ゴールデンスランバー

「そもそも、大人が格好良ければ、こどもはぐれねえんだよ」(チルドレン)

「春は俺の子だよ。俺の次男で、おまえの弟だ。俺たちは最強の家族だ」(重力ピエロ)

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」(重力ピエロ)

未来は神様のレシピで決まるんですよ」(重力ピエロ)

「たぶん、おまえ以上に、このことを真剣に考えた奴なんて、世の中にいないんだ」(重力ピエロ)

「かわりに、おまえもいつか、誰かを許してあげなさい」(終末のフール)

「外から見てる人はいろんなこと言えるけどね、考えて決めた人が一番、偉いんだから」(終末のフール)

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」(終末のフール)

「死に物狂いで生きるのは、権利ではなく、義務だ」(終末のフール)

「木は森に隠せ、って言うだろ。失敗は大失敗に隠すんだ」(陽気なギャングの日常と襲撃)

誰かの大事なものや大事な人を、馬鹿にして、優位に立とうとする。自尊心や命を削ろうとする。そういう奴と同じになるなよ。そいつが誰かに迷惑をかけてるならまだしも、そうでないなら、そいつの大事なものは馬鹿にするな。(サブマリン)