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今日国会で、
「エスカレータ左側立止まり右側追い越し法案」
が賛成多数で可決されました。
この法案は東京と大阪を出張で行き来するビジネスマンが、
それぞれの出張先のエスカレータで玉突き事故を多発していることを受けて、政府が昨年から法整備を進めてきました。
これまで大阪では、右側で立止まり、左側は歩く人のために空けておくのが慣例となっていました。今回の法案では東京の慣例に大阪が合わせることになります。違反者には1ヶ月のエレ免許停止が科されます。
この法案成立に大阪人のビジネスマンの多くから、
「なんで右側立止まり左側追い越しにせーへんねん!」
「こんなん大阪切り捨てやんけ!」
「今までと逆かいな、堪忍してーなぁ・・・」
と、大阪弁で怒りと戸惑いの声が上がっています。
また地方のお年寄りからは、
「動いているエスカレータをわざわざ走らんと行けんのかのぉ・・・
うちの孫もこの前、玉突き起こして病院に運ばれたんじゃ。
そげん無理するんなら田舎帰ってこいって言ったばかりじゃよ。」
と、忙し過ぎる現代サラリーマンを憂う声が上がっています。
今国会では大阪出身議員と東京出身議員の間でどちらの慣例に統一するか、激しい多数派工作が展開されてきましたが、最後の最後で東京出身議員が押し切った模様です。
しかし永田町関係者によると、ある大阪出身議員が提出している「東京で、たこ焼き・お好み焼き店をこの3年で3倍に増やす」という議員立法を、次の国会で通すと言う裏取引が東京出身議員との間であったとの疑惑がささやかれているようです。大阪でお好み焼き店を数店舗経営している大阪出身議員は、我々の取材に「そんなこと絶対にあらへん!経営ゆうても名前だけやがな。」と疑惑を完全否定しています。