先日、関東地区の業界関係者向けに行われた橋梁建設現場見学会に参加しました。うちの会社も設計と原寸でお手伝いした思い出深い工事でしたので非常に楽しく見学できました。場所は神奈川県海老名市のさがみ縦貫道路と東名高速道路の交差部(ジャンクション)です。
現場はまさに工夫の総合デパートですね。現場で働く方にとっては当たり前かも知れませんが、鉄筋、型枠、コンクリート、足場、作業手順などなど。当然すべてに意味があって、「なるほど」のオンパレードでした(笑)。普段事務所で働いているとなかなか感じることができないこと。例えば、どの辺りが合いにくいから余裕代を必要とするだとか、現場施工しやすいために設計で配慮できることは何か?など、考えながら見学すると勉強になりますね。設計図面は普通時間軸が表現されていないので、施工過程を見ることによって普段気にしていなかった箇所も理解が深まり、よりいい図面が描けるようになります。経験年数の若い設計者はできるだけたくさんの現場を見ることをオススメします。
忙しいなか案内係をしてくれた施工会社の皆様、ありがとうございました!